生活感の中にある確かな愛情。
最後の「幸せに眠る」ってストーリィの最後らへんのぶんしょーう。
☆「目を閉じてみる。
眠たい。
そして君のニオイ。
あなたがいるとあたしはとてもいい。」
ってゆーのがあったおかげで、いいかんじに安らかな気持ちで読み終えれてよかったー。
☆「『今何してる?』って質問されたら『電話待ってんのッ!!!』っていいそうあたし
『本読んでた』とか『ご飯食べてたよ』みたいにさ」
ってセリフ好き。わかる。よくある。ひたすら電話orメールを待ってるだけの時間。
☆「久し振りに見入ったあたしの顔は
肌はボソボソだったけど だからよけいに
ちゃんと女の顔にみえて・・・」
ってのも好き。
化粧を落とさずにそのまま寝てしまって起きた明朝に鏡で自分のボロボロな顔みながらふーむ...って思うよ。笑
この「短編集」には入ってないけど、他の短編集に入ってる話で、
ある女の子がバイト先一緒な好きな男の住所をバイト先の履歴書で調べていってみたら、その男が一緒に住んでる彼女と夕飯の買い物をした帰りだっだところに遭遇して、
☆「生臭い生活感はそれだけで強いと思った
(黄色い安っぽいタクアンの)そうゆうものにカタチを変えてしまった愛情が
あたしはホントにうらやましいってそう思ったんだ」
っていうのがスキ。私もうらやましいって思う。
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