14歳ですよ。14歳たちの話ですよ。

映画の主人公「雄一」は歌手リリイ・シュシュのファン。
「リリイこそがリアル」で、自分が主宰するリリイのファンページだけが彼の居場所。もう、ファンっていうか信者だよね。リリイが彼のすべてなのです。

14歳〜17歳くらいに多くの人が、何かの信者(歌手やらバンドやら)になる理由がなんとなくわかった、あれだ、心のよりどころ。あの、生きにくい時代(←中学時代)の心のよりどころ。

これ見ればきっと中学校に戻れます。
「目をつけられる」ってことが怖かったあの時代。
私はおとなしく生きることに全力を注いでいましたね。

一度、学級委員長をやらされたときは地獄だった記憶が…。
誰も立候補せず→こうなれば推薦だとかいって、私があがり、皆の拍手(あれ意味わかんない)によってそのまま私の了解なく学級委員長の役をやらされた。やりたくてやってるわけじゃないのに文句言われたり憂鬱な時期だったわ。

まあそうはいっても私には「万引き、いじめ、援助交際etc…」なんてのはなかったから、いっても中学時代そのものはそんな辛いものじゃなかった。せいぜい「シカト」されたり「シカト」したくらいだな。(シカトしたことは反省した。)それにしても生きにくかった。楽しいときもあったけどずっと窮屈だった。

映画のなかの雄一はもっと「いじめられてる」立場であり(というよりパしり。援助交際をさせられている女の子を見張る役をやらされたり。)誰にも本音をぶちまけられず生きてる少年だから心のよりどころとしてあそこまでリリイを崇拝し得たと思う。

関係ないのだけれど、

映画の中で、主人公が、自分の好きな女の子がクラスのいじめっ子たちにレイプされてるのを知って(でも止められない)泣き叫んでるシーンが心に来た。泣き叫ぶっていっても普通に泣き叫んでるのでなく、映像は泣き叫んでいるシーンだけれど音声はドビュッシー(確かアラベスク?)がガンガンに流れているところが最高に好いのです。少年の想いが心にきました。

(映画のなかでドビュッシーがたくさん使われていたところ最高!)

暗い映画だけど良かった。

んー、中学校。

何もかも「さぐりさぐり」だった!(今もだけれど。)
あと、「合唱コンクール」。
あれ、なんだったんだろうなぁ。

コメント

rrr

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索