ソラニン

2007年11月28日 読書
音楽がすきな種田と、その彼女の芽衣子さん。
最近よくいる若者たちの日常を描いた漫画です。
モラトリアムです。

種田は、本気でバンドが好きだけど、好きなだけじゃ生きていけないことはよくわかっている。アルバイトでなんとなく毎日を過ごしている男の子。

芽衣子さんは、普通のOLをして暮らしてたけど、なんか嫌になって辞表をだし→フリーター。種田に、彼の本当に好きなこと=音楽をしてほしい、と思う健気な女の子。

まあ読んでみてください。

読み終えて、あー、、、みんなこうやってもがいて、でも結局妥協して生きていくんだなと思った。そう思うと、なんだか世の中が嫌になってきた。みんなして同じ人生なのかなーと。

私と同じくらいの年齢はみんな、自分のなかの可能性を信じて生きてると思うんだよね。たとえ今は自分の好きなことをしていなくても、本当は自分だけの可能性があるんじゃないかって思いながら、どこかぼんやり生きてると思うのよね。可能性は、大学なりなんなりの間に見つければいい、と。

けど、本当はそんなものないような気がしてきた苦笑

私だって、さっきまで「いま、刻々と可能性を一つずつつぶしながら歩いてる」って思ってたけど。これって自惚れにすぎないのかな。


あと、よく漫画とかドラマである、
「やるなら死ぬ気でやれよ!」
「・・・はいっ!!!」
みたいなやつ。
死ぬ気でやれるほど好きなものがあればどれだけ楽か・・・思う。考えが甘いかな。


1パーセントの才能と99パーセントの努力の、
1パーセントの才能がなければ、99パーセントの努力があっても駄目だっていうよね。

みんながみんな、自分の才能を信じて生きてるなんて・・・。

世の中って不思議。

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rrr

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